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伊藤 中(いとう あたる)

伊藤 中(いとうあたる)

ご挨拶

伊藤歯科クリニックのHPへようこそ。院長の伊藤中(いとう あたる)です。当クリニックでは歯を病気から守るための定期メインテナンスと、可能な限り歯を削ったり、抜いたりしない最小侵襲(MI)治療に力を入れて取り組んでいます。

定期メインテナンスが必要な理由。それは、むし歯や歯周病は細菌感染が大きな要因となって発症しますが、これらの原因菌は常に口腔内に存在する「常在菌」であるため、日和見感染的な側面を持ちます。常に口腔内に存在しますが、体調が崩れたり、生活習慣が乱れたりすると、原因菌が増殖して悪影響をおよぼすことがあります。しかし、人間と共生するそれら原因菌を完全に駆逐することは困難です。それらと一生付き合い続けて、悪影響をおよばせないようにバランスを保ち続けなければいけません。だからこそ、定期的かつ継続的なメインテナンスが必要となるのです。

最小侵襲(MI)治療が重要な理由。それは、どんなに歯科技術が進歩しようとも「人工が天然を超えることはない」からです。削ったり、抜いたりした歯は、その後どんな治療を施しても完全に元の状態に戻ることはありません。だからこそ、かけがえのない天然歯を保存して守り続けるために、可能な限り歯への侵襲を抑える最小侵襲(MI)治療が重要となるのです。
むし歯や歯周病は慢性感染症で、「健康」と「病気」の境目が引きにくい病気です。たとえ今、あなたの口腔内が健康な状態にあるように思えても、それはかろうじて「健康」と「病気」のバランスが保たれているだけで、すでに病的状態になってしまっているかもしれません。そのバランスはいつ崩れるとも限りません。1年後かもしれませんし、半年後、1ヶ月後、1週間後かもしれないのです。若い頃であれば、少しくらい「健康」と「病気」のバランスが崩れても、口腔内に致命的な悪影響がおよぶことはあまりないのですが、加齢とともに「少し悪くなった」「少し良くなった」を繰り返していくうちに、だんだんと口腔内の状態が悪くなっていき、最終的には入れ歯を入れなければいけなくなることがあります。その時になって初めて、人前で思いっきり笑えなくなる、食事が美味しく味わえなくなるなどのQOL(Quality of Life:生活の質)の低下を引き起こすようになります。特に高齢の方にとっては、食べることが生活の楽しみの多くを占めるかと思いますので、こうしたQOLの低下を招かないように、口腔内の状態を適切に管理して、健康を守ることが重要となります。

私たち伊藤歯科クリニックでは、患者さんの「未来のお口の健康」を守るために、できる限りの治療を提供させて頂きます。いくつになっても活き活きとした毎日を送るためにも、むし歯・歯周病の原因菌とバランスよく付き合い続けるためにも、当クリニックで口腔内の健康管理に努めて頂ければと思います。

経歴

  • 1990年大阪大学歯学部卒業
  • 1993年茨木市舟木町にて開業
  • 2007年茨木市新庄町に移転
  • 現在に至る

所属学会等

  • 日本歯科保存学会
  • 日本歯内療法学会
  • 日本総合歯科学会
  • 日本ヘルスケア歯科学会会員
  • 大阪大学大学院歯学研究科修了

072-663-1188